ジテルペン
森林浴がすがすがしく感じるのは、フィトンチッドの効果と言われており、その正体は植物から発散されるテルペン類等の拝発性物質であり、植物はその生命を維持するため、また自らの成長を促すために、これを幹や菓から大気中に放出しています(森林気相現象)。・・・森林科学研究所の森孝博氏の文章から。
テルペン類を含む植物はたくさんありますが、調べてみますと、ミカン科・セリ科ヒノキ科・マツ科カンラン科・シソ科・キク科・コショウ科・ショウガ科などに多くふくまれており、アロマセラピーの材料にはこれが含まれているものが多いようです。
そう言えば、ローズマリーやラベンダーなどの植物の周りにはミツバチが飛び回っている光景が目に浮かぶではありませんか。
1990年の「第50回日本癌学会」で、当時の国立予防衛生研究所のウイルス室長であった松野哲也博士が、「プロポリスに含まれる成分の中でも、ジテルペン系の新規化合物が特に強い細胞増殖抑制と殺ガン細胞活性を示した」と報告されたことから、ジテルペンは大きな注目を集めてきたのです。
私どもが大切に考えている「ジテルペン」は脂溶性ですから、通常のアルコール抽出や水抽出では十分な抽出は困難です。
そこで、このジテルペンを完全に有効活用するため、また300を超えると言われるプロポリス含有成分のすべてを活用するために、私ども「独自の製法」により、この貴重な原塊を「まるごと」活かした商品に仕上げております。
製造過程では2度の食品衛生法上の衛生検査を経るとともに、製品化した段階でも最終の衛生検査を実施しております。
人間の元となる個々の細胞の「膜」は、油脂状のもので覆われており、脂溶性の食物は簡単に「膜」を通過し細胞核に到達しますが、非脂溶性のものはその物質に合致する特定のレセプターがないと「膜」の油脂にはじかれてしまうと言われております。
そこで、プロポリスの「酸化」を防ぐことも含め、ジテルペンを初めとするプロポリス成分が細胞内に効率良く吸収されるよう、カプセル内にオリーブ油を混ぜた商品に仕上げております。
フラボノイド
フラボノイドの成分は4,000種を超えると言われているが、イチョウ葉・ブドウ・緑茶・ハーブなどがよく知られ多くの分析もなされております。
そのほか、花(色素)、野菜、果実、さらには穀物類にも存在している成分の総称です。この成分も、植物にとっては病原性微生物や紫外線などから身を守る武器として、長い時間を掛けて自ら身につけてきたものなのです。
その生理活性は、抗酸化機能や細胞に対する抗変異原性・プロモーション抑制作用・白血秒細胞の分化促進による脱ガン化作用・血管新生阻害作用・細胞分裂サイクルの停止作用・アポートシス誘導作用・ガン遺伝子の発現抑制作用さらにはアレルギーの素の発言阻害作用・抗炎症作用またコレステロールの腸管吸収抑制作用など多様な機能が研究報告されています。
さらに、老化・痴呆・糖尿病・動脈硬化・胃潰瘍・肝炎などに対するフラボノイドの効果についても研究報告がなされています。(「フラボノイドの医学」からの概要要約)
アルテピリンC
前記の松野哲也博士がプロポリスの成分の中で抗腫瘍細胞活性を示すものとして取り上げた成分は、ジテルペン化合物とフラボノイド(特に「ケルセチン」)およびカフェイン酸フェネチルエステルのほかに4種類の新規化合物があります。
その一つが桂皮産誘導体で、1998年に日本癌学会においてそれがアルテピリンCであると発表されました。
(1995年、林原生物研究所の参与で川崎医科大学の名誉教授の木本哲夫氏が、この成分が副作用のない抗ガン作用のあることを動物実験で明らかにしました。)
桂皮酸は、不飽和の芳香族カルポン酸のひとつで、肉桂などのクスノキ科の植物芳香油やペルーバルサムなどに遊離の酸またはエステルとして存在します。
アルテピリンCは、ある成分をこの桂皮酸に誘導する因子となる成分で、ローズマリーに似た「キク科」に属する「アレクリン」系の植物に多く含有すると言われています。いわゆる「グリーンプロポリス」と言われるプロポリスは、この「アレクリン」のエキスを中心成分とするものです。 |