■□ ジャンプするために引きこもるんだね □■
子ども教育家庭フォーラム代表 富田富士也

ねえ、あなたは心が"引きこもり"って
感じになったことはありませんか
部屋に鍵をかけて閉じこもっていたり、
人と会ったり、話すことが怖くなって何年も経つといった場合もあるかもしれません

でもね、もっと自分や他人の心を思いやってみると誰でもつらいこと、悲しいことがあれば、心に鍵をかけて引きこもるんだよね
うっとうしくなるのも引きこもりかな
あまり深刻に思わないで、対人関係に距離をおく、といったイメージで考えてくださいね

心がボロボロになってしまうような状況
から、いったん身を引くことは逃避では
ありません

自分の心を守るための防衛手段であり、
それまでの人間関係づくりを再構築するための内省期間なのです

猛獣から自分の命を守るために原野をかけぬけていく野兎を"弱虫"と笑えますか
笑えませんよね
思わぬところで人の心を傷つけたり、傷ついたりすることは人間関係にはつきものです、でもそのことにむとんちゃくでいたくはありませんよね
自己と向きあう時間をつくりたいものです
そして、いろいろと振り返ってみたいものです
だから人は、未来に向けてジャンプするために引きこもるのです

引きこもる心におびえたり、悲しんだりする必要はありません
反対に、そのような心の状態にいる人をさげすんだり、パージするような行動に出ることは、生きる手段を奪う"人権侵害"であり"差別"です

人が嫌いで引きこもったわけではないのです

それなのにもう一度、人の輪に戻っていくチャンスを見過ごしてしまうと、だんだんといじけて、すねる心が幅をきかせてきます

ジャンプするために引きこもったはずなのに、引きこもりが目的になってしまうことがあるんですね

そうすると、自分からコミュニケーションをとって対人関係を築いていくことにいろいろと考え込んでしまいます

嫌われたくない、傷つきたくない、拒否されたくないとの思いが強くなって、相手からの声かけばかりを期待してしまいます

それでは相手も疲れて、あなたから引きこもります
まっ、そうしたら、あなたが今度はその人に声をかけていけばいいのですが、
そんな余裕がないときもあります
だから笑って話せる日を先送りしないですむためにも、引きこもるのも、すねるのも今日だけにしようね


 
 




 
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